週報的なもの|2025年5月第4〜5週
もう5月も終わり。一年が過ぎるペースが年々早くなっている気がする。
今週は、楽曲の権利関係の整理。あと、写経のような写譜をひたすら。
権利関係と言っても、権利自体はだいたい自分で持ってる曲が大半なわけだけど、たとえば、ロイヤリティフリーで使える曲もあれば、そうでない曲もある。さらに商用利用が可能だったりそうじゃなかったり、無料だったり有料だったり…と結構複雑なことになりつつあるのが現状。それをわかりやすくWebで見られるようにひとつのページにまとめた。が、まだそのページは公開できてない。いままでフリーBGMとして配布していたものを、nareka lab worksに設置場所を移動させようとしてるのだけど、それになかなか着手できず。ページの内容と関連しているので、これが完了次第公開するつもり。
どれも自分の曲なんだから別に細かいこと気にしなくていいじゃんっていう考え方もあるのかもしれないけど、使っていただく以上、特に費用が発生するものは、ちゃんとしなくてはならないと思っている。個人としてできる限界はあるけれど、できるかぎり、ちゃんとしたい。そういうわけで、都度いろいろ確認したり、ルールを整理したりしている。そんなわけで、どうしても時間がかかる。まあ、これも必要なプロセスだからしかたない。
全部一括で同じルールで扱うようにするとか、そういうサービスにまとめて出してしまうなどすればわかりやすくていいんだけど、なんというか、もっとライトに作って、気軽に発表したい。そのうえで、もし気に入ってもらえたら使ってもらいたいし、聴いていただきたい。そういうサイクルがもっとスムーズに回ることを目指して、いまはいろいろ試している段階。これから世の中的に新しい仕組みができれば試していきたいし、そういう試行錯誤はずっと続いていく気がする。だから、まあ、こうやって音楽を作るところ以外でいろいろ工数をかけて作業するのも必要なことだし、経験値を積んでいくようにしたい。
それと、学校の課題は、先週に引き続き写譜をひたすらやっている。最終的に30ページ以上になりそう。さすがに多すぎる気もするが、もう始めたからには最後までやるしかない。譜面を書くのはだいぶ早くなってきた。あと、この頃はモチーフの使い方やカルテットの各パートの役割が目まぐるしく変わる面白さを感じながら書いている。さらっと聴いてるだけだと気がつかないことが、譜面を見ると作曲者の意図がわかる。こういうことを学ぶための課題だから、やっている意味があると感じている。が、まあ、とにかく、提出日までになんとか頑張って終わらせたいところ。あとはもう、淡々とやるだけ。
あとは、Abletonのテンプレを新たにいくつか作った。音楽ジャンルに詳しくないから、それを念頭に置いて作曲するということをあまりしてこなかったんだけど、最近は自分が作りたい曲はいわゆるどういうジャンルなのかを多少考えてから作る機会を設けている。そのなかで、自分がこういう曲を作るときはだいたいこういう音色を使う、みたいなパターンが多少できてきてるので、それを今後に生かすためにテンプレを作ってみた。
こういうテンプレを作るとき、以前はあらゆる音色に対応できるよう大量のトラックを組み込んでいた。けれど、それだと選択肢が多すぎて進まなくなることも多かったので、今回はよく使うトラックだけに絞り、必要ならその都度追加する方式にした。いまのところ、このほうがうまくいきそうなので、もう少し試してみたい。
それ以外で今週したことといえば、ネット上での機材物色。以前たまたま見かけて気になってたArturiaのAstro Labに88鍵バージョンが登場してて、これこそ欲しかったやつ!と自分的に色めき立ったけど、重量と価格がなかなかヘビーで怯んでしまった。ああ、機材の話はじめると止まらないので、それはまた別の機会に。
あっという間の5月だった。来週も淡々と積み上げていこう。